令和6年度 あおもり創造学

2024年8月の記事一覧

あおもり創造学「総合的な探究の時間」鰺ヶ沢みらい探究Ⅰ 魅力・課題発見発表会 令和6年7月9日

 

・発表した時、真剣に聞いてくれ、長谷川自然牧場の課題について考えてくれたので嬉しかった。(1年男子)
・各産業の課題や共通する鰺ヶ沢町全体の課題を発表を通して知ることができた。(1年男子)
・初めての発表で緊張しましたが、同じグループの人たちと協力して発表できました。他の班の発表も聞いて、自分が行けなかった産業の魅力や課題を知ることができて参考になりました。(1年女子)

1学年「総合的な探究の時間」鰺ヶ沢みらい探究Ⅰ 分野別インタビュー調査 令和6年6月11日

① 長谷川自然牧場

【生徒の感想】
・課題として人手不足や餌であるじゃがいもを安定的に確保することが挙げられていて、豚はじゃがいもを食べることを初めて知りました。豚や鶏を自然のまま育てることで、肉や卵の味や成分がよくなることも分かりました。
                             (1年男子)
・卵の価格はこの辺りだと1個60円程度ですが、東京で販売すると200円まで上昇する事を初めて知り、卵の栄養価の高さを評価されると、倍以上の値段で販売できることを知り驚きました。(1年男子)
・豚肉は柔らかく甘みがありとても美味しかったです。ご飯までいただきありがとうございました。(1年男子)
 
② イトウ・金アユ養殖施設
【生徒の感想】
・養殖されているアユの稚魚の数がとても多く、イトウは想像以上に大きくて驚きました。(1年女子)
・イトウは20年以上生きる長寿の魚である反面、アユは1年しか生きられないということを初めて知りました。(1年男子)
・イトウは冷たい水でしか生育できないため水の温度管理が重要で沢水を提供できる鰺ヶ沢町が適していることを初めて知りました。(1年女子)
・日本では、鰺ヶ沢町の養殖施設と北海道でしか獲れない幻の魚であることを初めて知り、もっと量を増やして、絶滅させてはならないと思いました。
                             (1年男子)
 
 ③ 社会福祉法人 つくし会
【生徒の感想】
・高齢者と会話する際は、意図的に頭を使うような質問をしていることを知り驚きました。また、施設で働く方も高齢化しており、若者に介護に興味を持ってもらうことが求められていることを知りました。(1年女子)
・将来保育士を目指している私にとって、保育士のやりがいや子どもとの接し方など聞いたり、子どもたちと交流する経験はとても貴重でした。(1年女子)
 
④ お食事処 汐風
【生徒の感想】
・汐風様が試食させて下さったヒラメのヅケ丼は、弾力があり特製醤油との相性が抜群でした。イトウは脂がのっていて口の中でとろけました。ヒラメのヅケ丼を初めて食べましたが、ファンになってしまいました。次は家族で訪れたいです。(1年男子)
・SNSが普及していることで、お客様が投稿した写真を見て来店されるお客様が増えていることや、台湾人やアメリカ人もヒラメのヅケ丼を食べにくることを知り驚きました。(1年男子)
・ヒラメは鯵ヶ沢で一年中穫れる魚であるため、汐風さんのヒラメのヅケ丼をもっと多くの人に食べてもらえるような対応策を考えてみたいです。(1年男子)

1学年「総合的な探究の時間」鰺ヶ沢みらい探究Ⅰ 畜産・農業体験 令和6年5月21日

 鰺ヶ沢町の基幹産業である畜産業では乳牛への餌やり体験、農業では鰺ヶ沢町の特産品であるアスパラガスの収穫体験とそれぞれの分野のインタビュー調査等を実施し、その魅力や課題を発見しました。

① ABITANiAジャージーファーム 牛への餌やり体験

【生徒の感想】
・飼育している牛の数が多くて驚きました。牛が毎日食べる餌の量が多く、近年の餌代の高騰が経営を圧迫している事を初めて知りました。(1年女子)
・テレビで見たことはありましたが、初めて防護服を身に付け完全防備で牛舎に入りました。牛が感染しないよう衛生管理を徹底していることを体験を通して実感しました。(1年男子)

 

② 川田農園 アスパラガス収穫体験

【生徒の感想】
・アスパラガスを栽培するのに、川田さんが水の管理や籾殻を使った堆肥などを研究している姿勢が、極太のアスパラガスの収穫につながっているのだと実感しました。(1年男子)
・アスパラガスを収穫するには、28㎝以上でなければならず、専用のハサミで長さを確認してから切りました。鰺ヶ沢町はアスパラガスの生産量が青森県1位であることを初めて知り、収穫したばかりのアスパラガスは甘くてとても美味しく感動しました。(1年女子)

1学年「総合的な探究の時間」鰺ヶ沢みらい探究Ⅰ 漁業体験 令和6年5月14日

 鰺ヶ沢町の基幹産業である漁業について、鰺ヶ沢町漁業協同組合様にインタビュー調査を行い、漁業の現状と課題を知り、その後、1学年生徒全員(28名)で釣りを体験しました。ほぼ半数の生徒が釣りは初めてでしたが、鰺ヶ沢漁業協同組合の皆様が釣竿の組み立て方や餌の入れ方などを指導して下さいました。1時間程度、釣りをしましたが、この日は、誰一人として、一匹も釣ることができませんでした。(このような日もあるのが釣りなのでしょう???)
「今度は休日を利用して自分で釣りに行きます!」と生徒は悔しいながらも、釣りに興味を持ったようです。
【生徒の感想】
・漁業は高齢化と後継者不足が課題であることを知り、鰺ヶ沢町の産業を守るためにも後継者の育成の工夫が必要だと実感しました。今後は課題解決策として何ができるのかを考えていきたいと思います。(1年男子)
・釣り竿の組み立て方や、餌の入れ方などを漁協の方に教わりながら、初めて釣りをすることができました。残念ながら魚は一匹も釣れませんでしたが「いつ釣れるかな?」というワクワク感が楽しかったです。(1年女子)

 

鮮魚(鰺・メバル・鯛・ヒラメ etc・・)調理体験

 午前の釣り体験では生徒は1匹も釣れませんでしたが、鰺ヶ沢町漁業協同組合様からアジやメバル,鯛、ヒラメなどの鮮魚をいただき、生徒全員で3枚におろす体験をしました。魚のさばき方を鰺ヶ沢町漁業協同組合の蝦名様、生駒様、松山様に教えていただきながら、生徒は見よう見まねで挑戦しました。魚を3枚におろしたことがない生徒ばかりで最初は大変苦戦していましたが、調理した魚をムニエル、煮付け、フライなど、生徒が食べたい調理方法で料理し試食しました。普段、魚をあまり食べない生徒も「自分達で作った料理はどれも美味しかった」と大絶賛していました。