令和7年度 あおもり創造学

令和7年度 あおもり創造学

みらいへの提案プレゼンテーション 令和7年11月4日(火)

 1・2年の「総合的な探究の時間」で鰺ヶ沢町等の課題を発見し、その解決策を考えた提案を鰺ヶ沢町役場の職員の皆様をはじめとする関係機関に行いました。鰺ヶ沢町等の畜産業や宿泊業、人口減少対策・災害等に関する課題解決に向けた提案を8人の生徒が代表して行いました。提案に関する感想や意見を、事業所等の皆様からいただき、今後の探究を更に深めるきっかけをいただきました。最後に鰺ヶ沢町教育委員会教育長 阿彦正弘様より全体講評を伺い、生徒は、課題解決策を実現可能なものにするためには、大人だけが考えるのではなく、自分達のような若い世代が自分事として課題を捉え、実現可能な解決策を考えていく必要があると実感していました。
【研究課題】
提案① TikTokでホテルグランメール山海荘をPR
提案② 地元の人で繁盛する温泉作り
提案③ 安心した最期をサポート~少子高齢化と多死社会に備えて
提案④ 海洋ごみの削減を目指して
提案⑤ 鰺ヶ沢の人口減少を抑えるために
提案⑥ 酪農業界全体の高齢化や人手不足を防ぐには~長谷川自然牧場~
提案⑦ 鰺ヶ沢町の水害を教訓に、災害に対する意識を高めるためにできること
提案⑧ 食を通じて鰺ヶ沢の魅力アップ

1・2学年「みらいへの提案プレゼンテーション」校内発表会  令和7年10月7日・14日

 1・2年の「総合的な探究の時間」において、4月から鰺ヶ沢町をはじめとする地域の課題をフィールドワークやインターンシップを通して発見してきました。その後、発見した課題に対する解決策を考え、まとめた内容を校内で発表しました。課題解決に向けた具体的な提案も多く出されました。11月に関係機関に提案する代表者は、提案した内容が実現できるようにブラッシュアップをして臨んでほしいと思います。

1学年「総合的な探究の時間」みらい探究Ⅰ フィールドワークⅣ 令和7年7月8日

 鰺ヶ沢町の基幹産業である漁業について知るために、鰺ヶ沢町漁業協同組合でアイナメの放流とインタビュー調査、マグロの荷揚げの手伝いをし、漁業の現状と課題を知りました。その後、岸壁で釣りを体験しました。釣りは初めての生徒が多数いましたが、鰺ヶ沢町漁業協同組合の皆様が釣竿の組み立て方や餌の入れ方などを指導して下さったお陰で、小さい真サバ・鯵・ふぐなどを釣ることができました。

① 鯵ヶ沢町漁業協同組合 アイナメ放流・マグロ荷揚げ体験

【生徒の感想】
・アイナメの放流やマグロをつかむこと自体が初めてで、マグロはヌメヌメしていて重かった。
・鯵ヶ沢でマグロが水揚げされるイメージが全くなかったが、獲ったばかりのマグロを間近で見ることができて良かった。ヒラメやアンコウも水揚げされていて鰺ヶ沢では色々な種類の魚が獲れることがわかった。
・鯵ヶ沢では資源維持のために、今回のアイナメの放流のように「栽培漁業」に力を入れていることがわかった。
・漁業者の高齢化と後継者不足が課題であることを知り、鰺ヶ沢町の産業を守るためにも後継者の育成の工夫が必要だと実感した。どうしたら漁師になれるかを高校生に教えて欲しい。

 

② 釣り体験

【生徒の感想】
・釣り竿の組み立て方や、餌の付け方などを役場や漁協の方に教わりながら、初めて釣りをすることができた。初めての釣りで、小さいアジを一匹釣れてとても楽しかった。
・釣りをするのが初めてで、朝からワクワクしていたが一匹も釣れなかった。簡単に釣れると思っていた ので甘かった。これも温暖化の影響なのか。
・釣りをするのは初めてで不安だったが、餌の付け方やコツを漁協の方が親切に教えてくれたお陰で、小さい真サバを3匹釣ることができた。本来であれば資源管理のために、小さい魚は放流しなければいけないのだと思ったが、釣れた喜びが先行して再放流しなかったことが反省点。