初めての高校、慣れない環境、みんな新入生の時はおとなしく、人見知りもしてしまいます。それでも鰺高は少人数だからこそ、みんなが打ち解けるのがとても早く、すぐに生徒同士、生徒と先生が仲良くなります。毎年の生徒会長のほとんどが、１年生の時は、「人前に出るのが苦手で・・・。」と言っていた生徒です。そして、学校内だけでなく地域と連携した様々な取り組みに参加できることも魅力の一つだと思います。鰺高に入学すれば、高校３年間を通して、確実に成長できる環境があります。

ちょっとおとなしいけど、みんな素直で前向き。毎年の鰺高新入生の印象です。高校生活が不安、やりたいことが見つからなくても安心して下さい。鰺高では、１年生で、表現力と行動力が付くようにサポート、２，３年生では、自ら積極的に話し、目標を立てることができるようになり、自分のやりたいことの発見につながっていきます。（瓜田）

2022年度の卒業生の進路は進学が6人、就職が4人（公務員2人、民間企業2人）と自分のやりたいことを見つけて卒業していきました。多くの生徒が将来の進路希望は未定で入学してきますが、一人ひとりの生徒を複数の先生で支えながら、将来の目標設定、目標達成に必要な知識や資格、スキル習得を個人に合わせてサポートしています。（木村）

優しい先生、優しい生徒があつまる高校と聞いて鰺高入学を決心しました。鰺高に入って良かった点は、自分の意見を持って行動することができるようになったことです。中学までは人をまとめる経験をしたことがなく、どこか他人任せの自分がいました。ましてや自分が生徒会長に立候補するなど想像したこともなかったです。でも鰺高に入学して「自分がやらなくても」の考えではなく「自分がやらなければ！」という思いが強くなり生徒会長へ立候補しました。今では、やりたいことができている、人の役に立てている、という、自分の存在価値が実感できているのがすごく嬉しいです。

入学当時は家から近い点、町からの様々なサポートが手厚い点、などが魅力で入学を決定しました。実際に入学してからは、とても良い友達と先生に恵まれ、毎日がとても楽しく高校生活をエンジョイしています。私にとっては特にSBP研究会で得られる経験が非常に自分の成長に繋がっていることを実感しています。例えば三重県で開催される全国高校生SBP交流フェアやチャレンジアワードに出場し、県外の高校生と交流を行ったり、会議の司会を務めたり、地域に留まらない活動が私に良い刺激を与えてくれています。私がそうだったように、何かがきっかけで、だれでも大きく成長できることがあると思います。鰺高は、生徒それぞれにとって成長できるきっかけが、必ずみつかる高校だと思います。

現在少子化も進む世の中で、鰺ヶ沢高校に限らず、全国の学校で少数化が進んでいます。もちろん少数には少数の良さがあります。それでも、もう少し多くの生徒さんに鰺高の魅力を知ってほしいという思いがあります。現在鰺ヶ沢町はジャージ、教科書、各種検定料の負担など様々な鰺高への支援を実施しています。また、地域の特産品を使った商品開発など、高校生が活躍できる機会を多く設け、地域全体の活性化につながる取り組みを行っています。これらの取り組みが、生徒さんたちの経済的負担の軽減や、将来の自分探しのきっかけになれば大変嬉しいと考えています。